
◆書道・南画
玲汀書道会

日本中の教科書の手本書きを17年間にわたり書かれた、温雅で癖のない書体です。
〇南画
南宋画の略称。北宋画(雪舟)と並ぶ東洋絵画三大流派の一つ。
南宋画は唐の王維を祖とし、宋の荊浩、董源、米芾父子(父-米芾、子-米友仁)を経て、元の呉鎮・倪瓚・黄公望・王蒙によって成立し、明・清時代になって盛んになりました。
日本では江戸中期、祇園南海に始まり、文化文政の頃に最盛期を迎えました。文人学者が主として手がけ、余技的な傾向を多分に持ちます。(文人画とも言う)
谷文晁・池大雅・浦上玉堂・与謝蕪村・田能村竹田・頼山陽・渡辺崋山・岡田米山人・青木木米・富岡鉄斎等です。
私達は王維を祖とする正統派の流れをくむ南宋画を学んでいます。
硯で墨を磨り、墨色を確かめながら四君子(蘭・竹・菊・梅)が書けるようになると、ぼつぼつ山水に入ります。
四季の景観のすばらしい、この千早赤阪村で、とかく雑用に追われる毎日の中、一瞬だけ墨の香りを楽しみながら幽玄の世界を味わっています。
人生百年といわれる高齢化の時代、一日一日心豊かに過ごすための生涯学習の一端として最高の趣味だと実感致します。
玲汀書道南画教室は大人も子供も書を練習しながら南画も全員お稽古をしています。そして年に二回の作品展に向けて作品作りに励んでいます。
〇南画の祖
王維…中国盛唐の詩人・画家。字摩詰(まきつ)。仏教に帰依し、詩仏と称される。晩年官命により王右丞と呼ばれる。後世文人画の祖とされる。
〇北画(北宋画)
雪舟…室町時代の画僧。備中の人。京都相国寺で修行、周文に画技を学ぶ。1467年明に渡り、水墨画を学ぶ。帰国後、主に周防・山口の雲国庵に住む。四季山水図、山水長巻、破墨山水図、天橋立図等の作品が国宝に指定されている。
〇小早川玲汀(れいてい)
書道歴…60年
南画・篆刻…40年
表具・拓本…30年
作品展の額・軸・裏打ちすべて自宅にて仕上げています。
篆刻…学童・大人のみなさんに自分で作ってもらって、私が補刀して仕上げ、作品に使用しています。
ジャンル | 書道・南画 |
連絡先 | 0721-72-1327 |
活動場所 | 小吹台・いきいきサロンくすのき |